あるコミュニティへ入会しないと判断。その判断基準とは。 #138

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先日、あるコミュニティから入会の誘いを受けました。私はそのコミュニティの雰囲気やメンバーが好きで、時々セミナー主催の講演会にも顔を出していたので、入会の誘いをうけるのも自然な成り行きでした。
 
ですが、結果的に入会しませんでした。
 
このコミュニティ、毎週金曜の早朝にセミナーを開催しており、これが活動の中心になっています。
 
ところが、平日の早朝、私は朝食の準備や片付けなど家庭での家事分担があります。これは妻との大事な約束であり、譲ることができません。
 
コミュニティの方からは、金曜のセミナーには来れなくても、他にも活動は幅広く行っているし、別の地区にある仲間のコミュニティが開催している土曜日のセミナーに出席する方法もある、と言っていただきました。
 
ですが、そのコミュニティに所属する以上、まずはそのコミュニティのセミナーに出席するのが道理だと思うのです。それができないということは、自分にとってこのコミュニティは入会するところまでのご縁はなかったのかな、と考えています。
 
とりあえずやってみてから考えればいいではないか、という考え方もあるでしょう。しかし、私は違和感を感じます。時間は有限であり、万事試してみることは不可能です。
 
試すにしても、事前にある程度の絞り込みが必要です。そのことが自分のやりたいことか、進みたい方向に合致しているか。それをすることで無理が生じていないか。このようなことを自分なりに総合的に判断しなくてはなりません。
 
この基準にあてはめてみます。私の場合、このコミュニティに参加することは目標に合致しそうです。しかし、会員なのに毎週の会合へ参加しないことで、自分を責めることになってしまいそうで、負担が大きそうです。また、無理して出席すれば、家庭内に不和が生じることは明らかです。
 
判断の難しさを感じつつも、判断基準について考えるよい機会となりました。
 
 
今日の学び
時間は有限であり、全てのことを事前に試してみることは不可能。次の2つの基準で参加の是非を判断する。
1.自身の目標と方向性は同じか
2.高位の優先事項に無理が生じないか 
 
今日の読書中
司馬遼太郎「関ヶ原(下)」

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