旧大野木場小学校被災校舎へ行きました。本物だけが持つ力。 #917

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旧大野木場小学校被災校舎へ行きました。

旧大野木場小学校被災校舎は、1991年の雲仙普賢岳の大火砕流の熱風により焼失した小学校校舎を当時のまま保存している施設です。隣に新たに建てられた大野木場砂防みらい館と併せて見学できます。

大野木場小学校が被災したのは今から28年前。校舎全体が当時のままで保存されており、割れた窓、熱で溶けて曲がった窓枠、溶け落ちた塩ビ管などが熱風の強烈さを訴えています。小学二年生になる娘も、当時の写真と眼の前にある被災校舎を見比べて、感じるものがあったようです。映像だけではこうはいかないでしょう。

災害の遺構を残すことは本当に大切。

被災した人達は時が経てばいなくなります。しかし、普賢岳は活火山ですからいつの日か火砕流が再び発生するのです。だからこそ、こうして被災した校舎を残すことで、未来の人達に対して、かつてここであった大災害を伝えなければいけません。

映像技術はこれからますます進歩するでしょうが、実物を超えることはありません。子孫を守るには災害遺構を保存すること。それが当たり前の世の中になってほしい。切に思います。

<リンク>
旧大野木場小学校被災校舎
大野木場砂防みらい館

 
  
今日の学び
人類の未来のために災害遺構を保存すべし。
 
今日の読書中
なし
 
今日のラン【月間目標200キロ!】
本日0km。月間累計0km。

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