あけましておめでとうございます。
正月です。今日は家族で私の実家に帰りました。と言っても、徒歩20分程ですが。
トランプゲームに興じる中で気付いたこと
食事の後、トランプで遊びました。父母、妹、妻、娘、息子、それと私の7人。
いくつかのゲームをした中でも、最も白熱したのが、神経衰弱でした。このゲームはルールが単純なので、6歳の娘や3歳の息子でも互角に戦えます。
1回目、子供たちの記憶力にタジタジでした。もう理屈じゃないんですね。憶えてるんです、カードの位置を。いやー、子供の記憶力には敵わないな、と思いました。
しかし、2回目から段々と様相が変わってきました。大人チームが徐々に挽回してきたのです。私も2回目からは、かなりの札を取れるようになりました。
それは、もちろん記憶力がよくなったからではありません。工夫を始めたからです。
自分の手近にあるカードや、角のあたりなど、憶えやすい位置のカードに絞って憶えました。
他にも2・3の工夫をするだけで、勝率が格段に上がったのです。
目標が明確なら、工夫で勝負できるのが、大人の勉強方法
これは世の中の様々な場面に共通する考え方です。
例えば、今再び大学受験をするならば、これまでの経験や知識を活かして、受験生当時より何倍も効率よく勉強できるはずです。それは単純な記憶力の低下を補って余りあります。
結局、必要なのは真剣に取り組もうとする意志の有無だと思うのです。ただ、そこが一番難しい。
今の仕事に満足はしていないが、このままでいれば食うには困らない。そのような状況にあって大学受験生並みに強い動機付けができれば、今、諦めるべきことは何ひとつない。勉強方法は工夫によりいくらでも太刀打ちできる。
そんなことを考えた正月の帰省でした。
今日の学び
大人の勉強に一番必要なのは確固たる目標。そこさえ定まれば、あとは工夫でカバーできるのではないか。
今日の読書中
石原博光「まずはアパート一棟、買いなさい!」