週末、太宰府天満宮の隣にある「だざいふ遊園地」に行ってきました。昔ながらの遊園地、という雰囲気です。
今年で開園60周年。アトラクションの多くが錆びていたり、水系アトラクションでは鉄板に穴が開いていたりして、なかなか年季が入っています。それでも、多くのアトラクションに子どもたちが群がっています。子供の心を掴んでいるんだなあ、と感心しました。
中でも、ウチの子供たちが喰いついたのは、「F1カー」というアトラクションでした。一人乗りの電動ゴーカートです。
「F1カー」
通常のゴーカートと違い、3歳から自分で運転できるので、ウチの6歳と3歳は大興奮でした。助手席に乗るのと、運転するのとでは楽しさが全然違いますからね。3歳の息子のが顎を突き出して得意げに運転する姿、私の脳裏に焼き付いています。
F1カー、オマエが稼ぎ頭か?
ところで、この「F1カー」。眺めていると、ほとんど客が途切れることがありません。
周回コースが所要4分ぐらいでしょうか。行列ができるほどではないのですが、それでも客が途切れることはほとんどありません。2台の電動ゴーカートがフル操業中です。
ん?この「F1カー」、かなり稼いでるんじゃないか?
1週200円。周回に4分弱。
乗り換え時間を含めると1回4分として、1時間で15回転。200円×15回=3,000円。
2台あるので、6,000円。
土日で84,000円。1ヶ月で84,000円×4週=336,000円。
しかも、このアトラクションがすごいのは、従業員が付いていません。人件費かけてません。運行は客任せ。従業員の仕事と言えば、時々バッテリーの交換をするぐらいのものでしょう。電気代は知れたものでしょうから、儲けのほとんどが利益になるのではないでしょうか。
週末だけでざっと計算しても、ひと月30万円の利益。
このオンボロ電動ゴーカート、そこらへんのサラリーマンより稼いでます。
アトラクションの値付けが絶妙
だざいふ遊園地、一つひとつのアトラクションは、200円から400円です。この値付けも上手です。
私など、これぐらいの値段ですと、「とりあえず乗っとくか」、となってしまいます。それが積み重なると、それなりの金額になるんですよね。
「水上コースター」
今回、家族4人で滞在時間は1時間45分。入園料とアトラクション利用料、しめて10,300円でした。
結構使いましたねー。感覚的には7千円ぐらいかな、と思っていたのですが、1万円超えてました。いつの間にか使っていた、という感覚です。
だざいふ遊園地、大人も子供も一緒に楽しめる、素朴で素敵な遊園地でした。それにしても、年季の入ったアトラクション達、稼いでます!