子ども達と一緒に初めて映画を観る。そして、初めて上映中に席を立つ。 #55

今日は、妻が仕事で忙しいため、子守がてら子供二人を連れて午後から外出しました。向かう先は映画館親子向け室内遊技場です。
 
映画を観ることに決めた理由。映画館なら、一緒に遊ぼうっ、と子どもからせがまれることもなく、ゆっくり座っていられるし、映画も楽しめるし、言うことなしじゃないか、と考えたからです。
 
そして観た映画は「アングリーバード(吹替版)」
 320
 
観た感想は、、、、んー、、、、、私は楽しめませんでした。
 
子供向けのアニメ映画なので、それほど期待していなかったのですが、やはりダメでした。
 
アニメ映画と言えども、「アナ雪」や最近では「君の名は。」など、ぜんぜん侮れない映画を見ていたので、もしかして、と少し期待していたのですが、残念でした。
 
映画の内容はともかくとして、今回、私は映画館で初めて体験をしました。
 
それは、映画の上映中に席を立つ、という体験です。
 
これまでも、面白くない映画だなー、と思うことはありました。でも、「映画は最後まで見るもの」という思い込みがあったのか、これまで映画の途中で席を立つかどうかすら、考えたことがありませんでした。
 
ところが、今回、映画の途中で娘が「もう出ようよ」と言うではありませんか。私は、つまらんなー、と思いながら見ていたので、二つ返事でOKして退席しました。
 
途中で映画を見るのをやめた理由を娘に尋ねてみました。すると、「このあと、キドキドで遊ぶ時間が短くなるのがイヤ」と言います。ちなみに、キドキドとは有料の親子向けの室内遊び場で、この映画館と同じ建物内にあるのです。
 
映画の感想を尋ねると、「映画は楽しかった」と言うではありませんか。
 
つまり、「映画は楽しかったけれど、1時間も見た。これ以上観ていると、キドキドで遊ぶ時間が短くなる」というのが途中退席の理由でした。「他にやりたいことがあるから、おもしろい映画でも途中でやめる」という、これまで一度も映画を途中退席したことのない自分には思いもよらない行動を、当たり前のように、かつ自然に行ってしまう娘がちょっとだけカッコよく見えました。
 
まあ、娘には映画の鑑賞料金を払っているという認識はあまりないので、金と時間を天秤にかけていないからかもしれませんが。
 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

しかし、考えてみると、鑑賞料金と鑑賞時間は、次のような関係になりそうです。 
  • A つまらない映画を1時間半見続けた場合:1,800円の損失+1時間30分の損失
  • B 映画がつまらなかったので30分で退席した場合:1,800円の損失+30分の損失
 AとBは費やした費用は同額ですが、時間の損失はBの方が1時間短く、判断としてはBが正しそうです。
 
まあ、自分一人で映画を観に行った際には、面白い映画なのに途中退席することは今後もないと思いますが、「つまらない映画の場合は、即座に退席する」のが正解だと、6歳の娘から学ばせてもらいました。いい子守りになりました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする