つい先日近所に開店したケーキ屋へ、今日初めて行きました。(写真は開店の数日前のものです。)
初めて行くケーキ屋はとても楽しみです。この店にはどんなケーキがあるのだろうか、どんな味だろうか。期待が膨らみます。
このケーキ屋、期待に違わず色とりどりのケーキが並んでいました。私は迷いに迷った挙句、「和栗のモンブラン」を選びました。とても美味しかったです。写真を撮り忘れるぐらい美味しかったです。
ところで、家族でケーキを食べていると、妻が言いました。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”tuma.png” name=”妻”] このケーキ屋さんの広告チラシ、新聞に入ってなかったよね? [/speech_bubble]
確かに地元新聞では見ませんでした。以前なら、新しい店ができれば新聞にチラシが入るのが当たり前でした。でも、最近は店の開業チラシを見る機会は減っているように感じます。
若年層をターゲットにした広告の手段が、新聞からSNSへ取って代わったからではないでしょうか。
若年層に対してはSNS。中高年には新聞チラシ。メディアの使い分けが勝負を分ける
いつの頃からか、新聞チラシは中高年をターゲットにした広告手段になってしまいました。
新聞チラシと言われて思いつくのは、スーパーマーケット、衣料品店、パチンコ屋、健康食品の通販、消費者金融の負債整理。いずれも若年層の関心は低そうです。それに、若年層ではそもそも新聞を取っていない人も多いですし。
ケーキ屋のように、顧客が若年層中心で、かつ、口コミが幅を利かせる業種では、SNSは最も適した広告手段です。費用もかなり抑えられます。
これからの時代、ターゲット次第でメディアを使い分ける技術が求められます。大企業やIT業界ではなく、むしろ街のケーキ屋のような小さな客商売こそ、その技術の優劣が店の行く末を大きく左右するのではないでしょうか。
そんなことを考えた、夕暮れ時のケーキ屋でした。
【お店はこちら】
Patisserie LUDIQUE(今のところ、公式ページはないようです。)