先日読了した岸見一郎・古賀史健著「嫌われる勇気」(アマゾンリンクはこちら)の一節。
「いま、ここ」だけを真剣に生きる
この数日間、この一節が自分の思考回路に効いています。言葉の趣旨は、未来のことを考えるでなく、過去のことを振り返るでなく、今行っていることに気持ちを集中する、というものです。
日曜日の夜になると、明日からの仕事のことを考えてしまい、何をしても気分が優れない。今年の春からそんなことが続いていました。
でも、それは日曜日の夜という「今」を生きていなかった。日曜日の夜、夕食の支度をして、食事中は妻や子ども達と色々な話をして、夕食後は後片付けをして、子供たちと遊んで話して、新聞を読んで、と様々なことをしています。
そんなひとつ一つのことに気持ちを込める。夕食の支度で白菜を刻む時、豆腐を切るとき、娘と話すとき、息子と遊ぶとき。この瞬間に行っていることに気持ちを集中する。真剣に対応する。
常に「いま、ここ」に気持ちを込め続けていると、未来のことを心配したり、過去の失敗にクヨクトしたりする時間が、これまでよりも短くなったように思うのです。
逆に言えば、これまで、いかに「いま、ここ」を生きていなかったか。
決して未来のことを考えるなと言うのではありません。未来のことを考える時は、考えると決めて集中して取り組むのです。
こんなことを習慣化出来れば、人生は必ずいい方向に向かうでしょう。どこに向かってもいい。でも、その方向に間違いはない。素直にそう思えます。
今日の学び
「いま、ここ」だけを真剣に生き続ければ、人生はいい方向に向かう。
今日の読書中
なし
今日のラン【月間目標200キロ!】
本日0km。月間累計36km。