徳島県三好市にある「奥祖谷の二重かずら橋」へ行ってきました。見所は男橋、女橋、野猿の三つです。
男橋・女橋
男橋は川面からの高さが高いかずら橋。女橋は川面からの高さが低めのかずら橋。どちらも鋼鉄製のワイヤーが入っており、外側をかずらで覆っているのですが、かずらのおかげで橋が風景に溶け込んいます。
川原にも降りてみました。遊歩道から簡単に降りられます。川原で靴を脱いで足を川に浸した時の水の冷たさが爽快でした。
また、川原からの見上げるかずら橋は、まさに絵になる景色で、オススメの撮影スポットです。
橋は敷板の隙間が広めのため、渡っていると足が間から落ちるような感覚になり、スリルがあります。子供の場合は本当に足がはまりそうな隙間なので、注意が必要です。
野猿
野猿とは、祭みこしのような箱型の乗り物です。乗り込んでロープを手繰り寄せることで対岸に渡ることができます。
所要時間は30秒ほどでしょうか。綱を引いて自力で川を渡るというのが、子供には堪りません。子供にせがまれて、結局3往復しました。
こんな見所満載スポットにもかかわらず、人はそれほど多くありません。理由は明らかで、交通の便が悪いためです。アクセスは国道439号線ですが、この国道、離合もできない狭い道が長く、大型バスがたどり着けないのです。
ですが、道路拡張工事がどんどん進んでいたので、数年のうちに道路が整備され、大勢の人が押し寄せる観光スポットになるかもしれません。そうすると、今のようにゆっくり観て回ることもできなくなるでしょうから、今のうちがおススメです。
私は8月下旬に行きましたが、いい時季でした。色づく木々も多いので、紅葉の季節もおススメです。