色弱でよかった。そう言える理由とは? #3039

私は色弱だ。
以前はそのことが嫌だった。

子どもの頃、将来なりたい職業があった。
それは路面電車の運転手、路線バスの運転手、医者。

色弱のため、路面電車の運転手にはなれなかった。
色弱でも医者にはなれたが、そのせいで患者の病変を見過ごせば親を逆恨みするかもと考え、医者は目指さないと決めた。

そして今、バス会社の運転手採用試験に合格し、大型二種免許を取得中だ。
色弱でも、大型二種の運転免許は取得できるのだ。

まだ免許が取れたわけではないが、時間の問題だろう。
その先にはバス運転手の道が待っている。

色弱のおかげで、路面電車運転手への未練はない。
色弱のおかげで、医者への未練もない。

子どもの頃からの夢の一つだったバス運転手。
色弱のおかげで、未練なくこの道へ進むことができる。

色弱のおかげで、後悔の少ない人生となった。
色弱よ、ありがとう。

心からそう言える。
人生は面白い。

 
 
今日の学び
一見すると欠点に見えることが、自分を救ってくれた。
 
今日のいいこと
今日も健康。具合の悪いところなし。
 

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