子どものしつけはかじ取りが難しい。子供に既得権益を与えないための工夫とは。 #42

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  1. 娘がピアノ教室へ行った帰りに、百均で玩具を買ってあげること。
  2. 毎日10分間、好きなテレビを見せてあげること。
  3. 夕食後におやつを食べること。
  4. コンビニに行くとお菓子を買うこと。
 
この4つ、始めた当初は、どれもごほうびとして特別に行っていたものでした。それぞれのきっかけは、こういうものでした。
 
  1. 嫌がる娘が、今日はお利口にピアノ教室に行った。
  2. 親の言うことを聞いてお利口にしているので、今日は好きなテレビを見せてあげた。
  3. 夕食を残さず食べたので、今夜はおやつをあげた。
  4. コンビニまで(おんぶされず)歩いて来たので、お菓子を買ってあげた。
 
ところが今では4つとも、子ども自身が権利と考えていることに気付きました。これらの「権利」行使を親が拒むと、「約束が違う」と怒るのです。まさに既得権益です。
 
これはいかん、と思いました。こういうことを積み重ねていくと、いずれ身動きが取れなくなりそうな気がします。そこで、「ごほうび」という「特別感」を維持するにはどうすればいいのかを考えてみました。
 
考え付いたのが、頻度の高低を定期的に変えてみることです。
 
頻度の基本を3回に1回(1/3)まで落とした場合でも、3回に1回は買ってもらえることが既得権益化してしまうので、意識して1/4まで落としたり、1/2まで上げたりして、頻度を固定させないことで解決できるのではないかと考えました。
 
まずは、1.娘のピアノ教室と4.コンビニで試してみることにします。子育てをしていると、日々、色々なことを考えさせられます。親も勉強です。

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