今朝、上京ついでに「皇居ラン」をしました。
東京都千代田区の皇居の周囲をぐるりと一周する歩道があります。ここを走るのが皇居ランです。一周5キロ、反時計回りに走るのがルールです。
皇居ランの長所
皇居ランには、とにかく長所がたくさんあります。そこで、思いつく限りを挙げてみました。
1.アクセスがいい
東京の中心に位置し、特に地下鉄からのアクセスが抜群です。周回コース上だけでも、東西線竹橋駅、有楽町線桜田門駅があります。ほんの少し離れれば、半蔵門駅や大手町駅などがあり、様々な路線が利用できます。
2.ランステがある
ランナーズステーション、略して「ランステ」が数か所あります。ランステは、更衣室、シャワー、荷物預かりなどの機能があります。走る格好で皇居まで来れる人は限られているでしょうから、ランステはとても便利な施設です。
私はランピットの会員になっており、東京日帰りの際に走るときは、いつも利用します。ランピットでは上下ウエア、ウエストポーチ、ジョギングシューズ、タオルを貸し出していますので、靴下と帽子だけを準備して行けば走ることができてとても便利です。特にシューズはかさ張りますし、ウエアは汗だくになるので、借りることができてとても助かります。
3.信号がない
コースの内側は皇居なので、コースの左側(反時計回りの場合)に向かう一般道がなく、信号機がありません。このため、止まらずに走れます。ペースを保てますし、時間の計測にも都合がいいです。
4.仲間がいる
さすが、ランナーの聖地。どの時間帯に走っても、ランナーがいます。このため、一人で走っていても孤独感があまりなく、モチベーションの維持に効果的です。
5.景色がいい
コースの左側には常に皇居が見えており、お堀の水面に映る景色、皇居の緑、二重橋前の松の庭園など、景色を見ていても飽きません。
6.観光客が沿道応援な気分
昼間は皇居に来た観光客がいます。観光客から自分の走りを見られているような気がして、モチベーションが保てます。
7.治安がいい
皇居の周囲には警察の詰め所が数か所あり、常にコース上に警察官がいます。このため、安心感があります。女性が夜間に一人で走れるコースです。
8.トイレがある
コース上数か所に公衆トイレがあるため、トイレを探す心配がありません。どのトイレも清掃が行き届いています。
皇居ランの短所
では、短所はあるのでしょうか。はっきり言ってほとんどありません。強いて挙げればこのようなところです。
1.ランナーが多い
これだけランニングコースとしての条件を満たしていますので、やはり走る人が多いです。平日の夕方や土日の昼間はかなりの数になります。
最もコースの幅が狭い所は、人同士ですれ違うのがやっと、という狭さです。このため人が多い時間帯ですと、自分のペースで走ることが難しくなります。
2.自動販売機がない
コース上には自動販売機が一つもありません。このため、長距離を走るときはペットボトルの水が足りなくなってしまいます。
竹橋の毎日新聞社ビルの中にファミリーマートがあり、私はここを利用しています。次の写真の右端にあるビルです。
でも、自動販売機がないことは、景観上はプラスですし、500mlのペットボトルで足りなくなるほど走る人は少ないでしょうから、多くの人は気にならないかもしれません。
守るべきマナー
皇居ランにはマナーが定められています。コース上にも看板がありますが、事前に知っておき、走行時はルールを守り、お互い気持ちよく走りましょう。
「皇居周辺歩道利用マナー」(詳しくはこちら)
- 歩行は歩行者優先
- 歩道をふさがない
- 狭いところは一列に
- 周回は反時計回り
- タイムよりゆとり
- ながら通行は控える
- 自転車はすぐに止まれるスピードで
- ゴミは必ず持ち帰る
- 思いやりの心で
まとめ
ランナーにとって長所だらけの「皇居ラン」。ランナーであれば一度は走ってみたいコースです。私も上京の際は、時間を見つけて走っています。
何回走っても飽きません。お薦めです!