今日は、グラバー園の夜間開園、名付けて「Winter Festival 2016」に家族で行ってきました。明日が祝日とはいえ、平日の夜だからでしょうか、人は少なかったです。
園内は、ライトアップやイルミネーションで飾られ、長崎の夜景を演出していました。家族や女子会でワイワイ楽しむというよりも、静かな雰囲気の中、夫婦や恋人同士で楽しむ、といった風情でした。
とは言え、人影疎らなこの雰囲気。寂しい、もっと盛り上げたい、と思う人もいるでしょう。私も、入園してからしばらくの間、考えました。どこをどう変えればもっと賑わうようになるだろうか、と。
でも、長崎港の夜景を眺めながら園内をぶらぶらと散策するうちに思いました。このままでいいな、と。
この静けさを楽しむもよし、静けさの中で子どもが大声出して遊び回ってもよし。何も変えなくとも、今のグラバー園をそのまま楽しむ方法がいくらでもありそうです。
実際、今ここにいる人の多くは、この時間のこの雰囲気を楽しみたくて来ているのだと思うのです。
グラバー園のメインである旧グラバー住宅の前庭には、三脚を立てて一人写真を撮り続ける人がいました。彼にとっては人ごみ溢れるグラバー園なんて願い下げでしょう。
来た人それぞれが自分なりの楽しみ方を工夫できる余地のある、何ともゆったりとした空気が流れる、グラバー園の夜間開園、「Winter Festival 2016」 でした。
【グラバー園の公式ホームページはこちら。】