「ああ、今日も目が見える。」
先日、盲目のヨットマン、岩本光弘さんの講演を聞いて以来、朝起きたときに頭に浮かぶようになった言葉です。
目が見える幸せなんて、そんなこと当たり前すぎて、考えたこともありませんでした。
でも、今は分かります。それは決して当たり前ではないということが。
目が見える、耳が聞こえる。脚で歩ける。呼吸ができる。
それ以外にも。家庭という帰る場所がある。職場という社会の居場所がある。生活できる程度のお金がある。疲れを癒すための時間がある。人生の目標がある。目標を達成するために最低限必要なお金と時間がある。相談をする相手がいる。飲みに行く仲間がいる。
自分の人生、あるものだらけだ、と今は思えます。
不思議なものです。一週間前と自分の生活はほとんど変わらないのに、意識が変わっただけで、見える世界が違います。
このような体験をこれからも積み重ねていくことができれば、世の中の見え方がさらに変わるでしょう。
どこまで変わった世界を覗けるのか。これから先が楽しみです。
【このような思考回路を与えてくれた岩本光弘さんの講演記事はこちら。】