50歳代。生活の目途が立ったら始めていい事業とは? #2549

50歳代になると、子どもの教育費にも目途が立ち、夫婦だけの生活になる人もいる。
夫婦共働きの場合、住宅ローンの返済を終え、夫婦の片方だけ働けば生活できる家庭もあるだろう。

そのような状況で、夫婦とも会社勤めや公務員の場合、片方が退職して事業に専念する選択肢は「あり」だ。

給与所得には安定性があるが、爆発力はない。
給与が来月2倍になったり、一年後10倍になることはない。

事業所得はここが違う。

事業を始めても全く稼げないことがある一方、数か月で2倍、一年後に10倍というのもそう珍しい話ではない。
夫婦共働きの場合、その片方が退職して事業にチャレンジする価値はある。

では、どんな事業に取り組めばいいだろう。

すでに取り組みたいことがある人は、それでもいい。
しかし、やりたいことを何でも取り組んでいると思わぬ失敗をすることになる。

取り組む事業の絞り方

50歳代でサラリーマンを退職して取り組むべき事業を決めるポイントは次の4つだ。

元手と固定費が少ないもの

50歳から起業する場合、避けるべき事業がある。
それは多額の元手が必要な事業と、固定費が高い事業だ。

50歳から取り組む事業で大切なのは、失敗して大きな傷を負わないこと。
初期の設備投資に多額の費用が必要な事業や、
家賃やリース料など毎月大きな固定費がかかる事業は避けるべきだ。

これらの事業は、失敗した時に手持ち金を大きく減らしてしまう可能性があるからだ。
ただでさえ給与収入が減っている。
さらに手持ち金を大きく減らしてしまう事態は避けなければならない。
老後の計画が狂う原因にもなってしまう。

生き生きと事業をする姿をイメージ

稼げるかどうかは、とりあえず気にしないでいい。
自分が事業に取りんでいる姿をイメージしてみよう。

ワクワクして事業に取り組んでいる自分。
仲間と連携しながら、事業を進めている自分。
若いころより体力は低下したが、それが支障にならない事業を行っている自分。
そんな生き生きと事業に取り組んでいる自分をイメージできれば、選択肢に入れていい。

やりたくないことを列挙して、対象から除外

ここまでで自分に合う事業が見つかった人は、それをやってみるといい。
もし、やりたいことが見つからない場合は、逆にやりたくないことを挙げてみよう。

例えば、週5日、朝から夜まで仕事をするというのがイヤ。
パワハラ上司は絶対にイヤ。

やりたいことは思い浮かばないでも、やりたくないことからすぐに考えつくはずだ。
そこから選択肢を絞っていくのもひとつの方法だ。

これまでに身につけたスキルが活かせれば、積極的に活用しよう

サラリーマン生活で身に付けた専門性があれば、それを活用するのが近道だ。
専門性を生かしたコンサルティングができれば、最高。

コンサルティングは元手がほとんど必要ない。
成功すれば利益は大きいし、初期投資がほとんどないため失敗しても痛手が少ない。

事業の具体例

事業を選ぶ条件はこれまで述べたとおりだが、具体例を挙げてきたい。
事業の種類は無数にあるが、50歳以上で始めるならこれらの事業はお薦めなので、参考にしてはいかがだろうか。

  • 専門性を活かしたコンサルティング
  • ブログ
  • せどり

私の選択

わたしの場合、退職後は複数のブログ運営に取り組んでいる。
ブログのうち一つは、公務員時代の専門性を活かした内容で、稼ぎ頭だ。
今のところ成果は月数千円だが、それは気にしていない。
ブログ運営の場合、成果が出るまでに時間がかかるのだ。

まとめ

50歳以上でサラリーマンを退職して事業を始めるためには、次のポイントにあてはまる事業を選ぼう。

  • 元手と固定費が少ない事業
  • 自分が生き生きと取り組める事業
  • やりたくないことを列挙して消去法で選択肢を絞る
  • サラリーマン時代に身に付けたスキルを活かす
 
 
今日の作業
サイトのHTTPS化1時間、ブログ記事執筆1時間。
 
今日の学び
50歳代からの起業は事業選びを慎重に。
 
今日の読書中
総合英語エバーグリーン
 

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