家族でグランドキャニオンに来ている。
私と妻は14年前にもグランドキャニオンへ来たことがある。
その時の素晴らしい景色に感動して以来、次は子ども達と一緒にぜひ行きたいと思っていた。
そして今回、満を持して家族旅行でやってきた。
ところが、子ども達はグランドキャニオンの景色を眺めても、それほど感動した様子もなく、私は若干拍子抜けだった。
考えてみればそれも無理はない。
子ども達にとってグランドキャニオンは、親に連れられてきた場所に過ぎなかったのかもしれないからだ。
子ども達が、グランドキャニオンに行きたいと言って、今回来たわけではない。
あくまでも親である私が、子ども達と行きたいと思い、やってきた場所。
物事というのは得てしてこういうもの。
自分が感動することと、他人を感動させることは、全く別の話。
それでも、家族でグランドキャニオンに行きたいという私の思いは叶った。
それで十分だ。
今日の作業
なし
今日の学び
自ら求めなければ、満足を得ることは難しい。
今日の読書中
なし