2023年8月、アメリカとカナダへ家族4人で個人旅行をした。
その際の支出内訳を公表したい。
みなさんが家族での海外旅行を検討する際、参考になればと思う。
概要
期間
2023年8月10日~8月21日(10泊11日)
人数
4人(大人2人、中学生1人、小学生1人)
行き先
アメリカ合衆国、カナダ
行程
長崎→東京→アメリカ・ロサンゼルス→ラスベガス(1泊)→グランドキャニオン(2泊)→ラスベガス(1泊)→カナダ・カルガリー→バンフ(4泊)→カルガリー→東京(1泊)→長崎
費用
総額
3,601,956円(為替レート:1アメリカドル=約148円、1カナダドル=約119円)
内訳
航空運賃 1,490,199円(国内線253,179円、国際線1,237,020円)
バス・タクシー 22,891円(国内13,280円、国外9,611円)
宿泊費 636,668円
現地ツアー 1,140,815円(グランドキャニオン828,381円、カナディアンロッキー312,434円)
食費 151,112円(国内6,069円、国外145,043円)
みやげ 19,662円
その他現地支出 65,262円
その他事前支出 75,347円(パスポート49,000円、ESTA12,083円、eTA3,064円、海外旅行保険11,200円)
費用の詳細
(1)航空運賃
国際線について、往路がお盆直前のピーク時期だったため、割高だった。
往路の羽田→ロサンゼルス→ラスベガスは、エコノミーが4人で750,340円だった。
一方、ピーク時期を外れた復路のカルガリー→成田は、プレミアムエコノミーが4人で366,800円だった。
(2)宿泊費
機内泊を除き、ホテルで9泊した。一泊平均70,740円。
今回、おもにダブルベッド2台の部屋を利用した。
ホテルはクラスを下げれば節約できるが、ホテルの快適さは旅行の印象を大きく左右する。
むしろ金の使いどころだと考えている。
(3)現地ツアー
グランドキャニオンの現地ツアー代828,381円には、ラスベガスからグランドキャニオンまでの往復航空賃、グランドキャニオンからペイジまでの片道航空賃、アンテロープキャニオンガイド代、コロラド川ラフティングツアー代が含まれている。
ラスベガスからグランドキャニオンの往復はバスツアーもあるが、片道移動だけで一日がかりとなり、子連れには厳しい。
飛行機利用により、観光地での滞在時間を大きく増やせるので、利用をお薦めしたい。
(4)食費
他の支出と比べて食費が少なめの印象だった。
現地の物価自体は日本よりかなり高かったが、子連れで食事できる場所が限られ、時間的余裕がないタイミングでの食事も多かった。
このためテイクアウトで済ませたことも多く、結果的に安くあがった。
それでも、満足のいく2回の夕食では、それぞれ33,693円、30,569円を支出した。
それなりのレストランで家族4人がしっかり食事すると、チップ込みで約3万円が相場だ。
まとめ
円安ドル高の影響もあるが、アメリカとカナダの物価は日本の2倍近い印象だった。
それでも、子連れで海外へ行ける機会というのはなかなかないもの。
子ども達もまた行きたいと言っており、今回思い切って行ってよかったと考えている。