サラリーマンを辞めてもうすぐ11ヵ月。
時々こう思う。
そんな急いでサラリーマンを辞めなくてもよかったかも。
サラリーマンがどうしても嫌で辞めたわけではなかった。
サラリーマンには定年という終わりがある。
それから新しいことを始めるよりも、まだ気力体力がある今、チャレンジしたい。
それが退職した大きな理由だ。
定年後を見据えて行動することも大事だ。
しかし、あまり先を見すぎても意味がない。
人生の先を見れば、最終的には死に至る。
先のことを考えるのも良いが、もっと大切なのは今。
今が充実していること。
今を楽しむこと。
今の職場。
今の友人達。
今のライフスタイル。
今の家族との関係。
人生は今という瞬間の積み重ね。
究極、今が良ければそれで良い。
将来に不安があっても、今を楽しめているなら、それは一歩踏み出すタイミングではないのかもしれない。
自分の場合、この考えに至ったのは、サラリーマンを退職して、新たな一歩を踏み出したから。
あのままサラリーマンを続けていれば、51歳でサラリーマンを辞めた未来を空想しながら一生終えたような気がする。
だから、あのタイミングでサラリーマンを辞めたことを全て後悔しているわけではない。
しかし、もし退職を考えていた頃の自分と話ができるなら、こう言うだろう。
もうちょっと頑張ってみろよ。
サラリーマンだって悪くないぞ。
今日の学び
将来の不安があっても、現状に不満が少なければ、まだ環境を変えるタイミングではないのかも。