[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”musume-kuyasii.png” name=”むすめ”] カード取られた。くやしーーーーーーーーーー!!! [/speech_bubble][speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yasuhiro.png” name=”ヤスヒロ”] まあまあ。そこまで悔しがらんでも。 [/speech_bubble]
ウチの娘、勝負にこだわります。
トランプゲームの神経衰弱が好きで、よく一緒に遊びます。プレイの最中、自分のねらったカードを相手が取った時など、床を叩いて悔しがります。
自分が取ることもあれば、相手が取ることもあるさ、と諭してもダメです。娘も頭では分かっているのですが、どうしてもその瞬間は感情を抑え切れないみたいです。天性の負けず嫌いですね。
一方、息子は飄々としています。自分がカードを取れたら喜ぶし、娘がカードを取っても、オー、などと声をあげる。性格がやさしすぎるのか、あんまり欲がないのか。
この二人を見ていると、人生、どっちが得なんだろうか、と考えます。
勝負にこだわる娘は、高い目標を掲げて、地道に努力を積み重ねてそれを実現するのだろうか。途中でポッキリ折れてしまわないだろうか。でも、成功するのはこっちの性格かな?とか、、
細かいことを気にしない息子は、この先ストレスが少なく世の中を上手に渡っていけそうだ。でも、高い目標は掲げず、追いかけない。それなりの人生になってしまうのはないだろうか、とか。
6歳の娘と3歳の息子、二人とも同じように育ててきたのに、どうしてこうも性格が違うのでしょう。
人格を形成するのは、環境の影響が大きいと思いますが、こうも性格が違うと、環境以外の要素も強く働いているのだろうか、と考えさせられます。
普段は仲の良い姉と弟です。今はいつも一緒の二人ですが、どこかで分岐点が来て、それぞれの道を歩み始めます。
二人の未来はどうなるのでしょうか。高齢化が進み世界的に見ると凋落傾向にある日本です。二人をはじめ、この国の子ども達には、これからの長い人生を、楽しく、たくましく生きてほしいです。