最近、WEB上で「副業で稼ぐ」系の話をよく見かける。
YouTubeにも副業ジャンルの動画が数多くある。
でも、現在30歳代、40歳代の人に知っておいてほしい。
50歳を超えると、本業をやりながら副業をする元気はない。
サラリーマンの場合、朝から夕方まで会社で本業に取り組み、夕方帰宅して夕食をとる。
副業の時間は、それから寝るまでの数時間。
人によっては、さらに早起きして朝食までの時間。
そんな空き時間を副業に費やす気力体力、50歳を超えると「ない」と断言できる。
退職を目指す50歳代サラリーマンの2つの選択肢
以上を前提として50歳代のサラリーマンが取り得る方策は次の二つだ。
1.本業を退職して、副業を本業にする
本業と副業を両方する気力体力はすでにないのだから、本業を辞めて副業を本業にしてしまうる選択肢だ。
これを実行するためには、本業の収入がなくても生活できるだけの収入や資産が必要となる。
50歳を超えると、前職並みの収入で再就職することは難しい。
本業を辞めるのは、家族が暮らせるだけの収入や資産の見通しが立ってからだ。
2.副業をあきらめて、本業に専念する
もう一つの対策は、本業に専念し、本業の収入の範囲内で生活する選択肢だ。
副業で稼ぐ夢は先送りとなる。
本業と副業の両方に取り組む気力体力がない状態で、本業がないと生活が成り立たないのであれば、当分は本業に専念するのが正解だ。
将来的に本業を退職しても生活できるだけの経済的基盤を築くことができれば、その時は本業を辞めて副業に専念する選択肢を選ぶことができる。
副業に取り組むのはそれからだ。
50歳を超えたサラリーマンが取り得る二つの選択肢。
数ヶ月前、私は1.の選択肢を選んだ。
あなたの選択肢はどちらだろうか。